最近、なんとなく疲れが取れにくい。
体がだるく感じたり、眠りが浅かったり、呼吸が浅い気がしたり…
忙しい毎日の中で、そんな”なんとなくの不調”を抱えていませんか?
もしかすると、それは「姿勢の乱れ」が原因かもしれません。実は、姿勢と呼吸には深い関係があり、整えることで驚くほど体が楽になることもあるんです。私自身、ピラティスを通して呼吸が楽になり、姿勢も改善されていきました。
この記事では、その体験をもとに「体が軽くなる理由と実感」をお伝えします。
【筆者プロフィール詳細】
健康であることが一番の幸せ。アラフォー独女。
公務員として働きつつ、体力をつけるために、さまざまな運動(水泳・ジム・ホットヨガ・キックボクシング・パーソナルジム・パーソナルマシンピラティス)にチャレンジ。
自分に合っていると思えたピラティスを学び、資格を取得。年齢層の幅を広げたくて、マットを使って自宅でできるエクササイズの1つとして床バレエの練習に励む日々。
マットピラティスRPT60 取得
COCOLANCE PILATES MAT 1.2 取得
COCOLANCE PILATES REFORMER 1.2 取得
1. 猫背・浅い呼吸がつらかった私|体調悪化と姿勢の悩み
気づけばずっと咳をしていた当時の私。夜も眠れず、朝は体が鉛のように重い。仕事に追われて無理を重ねるうちに、疲れが抜けず風邪が長引き、ついには肺炎に…。思えば、咳をするたびに背中を丸め、前屈みの姿勢が癖になっていました。呼吸は浅く、体力の回復も追いつかず。どうにかしないと。そう思ってたどり着いたのが、「呼吸」と「姿勢」を見直すきっかけになったピラティスでした。ここでは、体調を崩しやすくなった私がどうやって自分の体と向き合い直したのかをお伝えいたします。
仕事に追われていたある日。
ふとした瞬間、目に入った鏡やガラスに映る自分の姿は、前屈みで猫背。息切れをしているわけではないけれど、呼吸が浅い感覚。睡眠時間を最低限確保しても、疲れが残っている…そんな日々が続いていました。
すると、体調を崩しやすくなり、風邪がなかなか治らずついには肺炎へ移行。それを繰り返すようになったのは3年前。「またか…」と思う反面、体の不調に慣れてしまっている自分もいました。食事、睡眠、整体やマッサージなどのメンテナンスなどできる努力は重ねました。
でも、気づけばさらに姿勢は丸まり、日中の呼吸の浅さも顕著に感じるように…。
「あとは何をすればこの不調から抜け出せるの??」という思いだけが募っていくけれども分からず、ただ日々をこなすだけで精一杯でした。
2. ピラティスとの出会い|うまくできなかった最初の体験
体調不良とそれに伴う猫背や浅い呼吸。夏バテも重なり、心も体もボロボロだったある日、「このままじゃまずい」という焦りの中で見つけたのが、自宅で学べるピラティスのオンライン講座でした。ところが初日の講座は、散々。まさか、こんなに呼吸ができないなんてーそんな自分に、驚きすら感じたのを覚えています。
その年の夏は、ただでさえ続いていた体調不良に加え、夏バテが重なり体力はすっかり落ちていました。
「動きたいけど、外に出る気力もない…。」
そんな中、自宅でできることを探していたときに出会ったのが、オンラインで受講できるピラティスインストラクターの資格講座。
実は以前、パーソナルでマシンピラティスに通っていたことがあり、動きだけでなく、体の仕組みまで学べるなら、自宅でも前向きに取り組めると思ったんです。
そこで初めて知ったのが「胸式ラテラル呼吸」。
ピラティスの呼吸法であり、その講座では腹式→胸式→胸式ラテラル呼吸と3ステップで教わりました。
ところが!!!これが、驚くほどできなかった。水泳やジム、ホットヨガ、キックボクシングなどの運動経験がある私でも、お腹も胸も膨らまない。呼吸ってこんなに難しかった?と、正直ショックでした。
でもそれは、姿勢の丸まりや日常生活の中で知らず知らずに癖づいていた体の使い方が原因だったんだと、後から気づいたんです。
呼吸のしづらさは、体からのメッセージだったのかもしれません。
3. 継続してわかった|ピラティスの”呼吸”と”姿勢”のつながり
吸って、吐く。ただそれだけのはずの呼吸が、こんなに奥深いものだったなんて。学びを重ねていくうちに、ピラティスにおける「呼吸」と「姿勢」が、想像以上に深くつながっているということを、少しずつ自分の身体を通して実感できるようになってきたんです。
資格講座での学びを続けていく中で、少しずつ”呼吸と姿勢の関係”が実感として見えてきたんです。ピラティスでの「呼吸」は、ただの準備運動ではなく、それ自体が重要なエクササイズだということにも気づきました。
特に印象的だったのが、『吸う息よりも完全に吐くことにフォーカスする。』という教え。
それは、私にとって目から鱗で、日常の呼吸を意識する大きなきっかけになりました。
お腹も胸も「吸う前にしっかり吐き切って萎ませておけば、自然と息は入ってくる!」こと、そしてそのためには、丸まった姿勢ではできないことも、身をもって体験したのです。
でも、単に姿勢を正せばいいわけではありませんでした。呼吸することで連動するインナーマッスル(コア)を動かすことによって、内側から体幹が安定し、それが結果的に姿勢を整えてくれるのだということも体感しました。
この呼吸法を意識するようになってから、エクササイズも自然と取り組みやすくなってきたのです。
まだまだ体得への道のりは長いですが、この呼吸を続けていくことで、少しずつでもいい方向に変わっていく実感があります。というよりも、現在進行形で取り立ててトレーニングをしていなくても体型も変化し続けています。もちろん体調も!!
「もう悪くならない」、そんな小さな安心をくれたのが、ピラティスの呼吸でした。
毎日、当たり前のようにしているからこそ、意識することってほとんどない呼吸。でも、「ちゃんと息、吐けてるかな?」って思うだけで、なんか体の感じがちょっと変わるかもしれません。
4. まとめ
呼吸と姿勢を見直す、小さなきっかけとして
今回は、ピラティスで姿勢改善に繋がり、呼吸が楽になり不調が改善された私の体験談をお伝えしました。
- 猫背・浅い呼吸がつらかった私|体調悪化と姿勢の悩み
- ピラティスとの出会い|うまくできなかった最初の体験
- 継続してわかった|ピラティスの”呼吸”と”姿勢”のつながり
- まとめ
自分の体の不調って、どうしても後回しになってしまいがちですよね。でも、いざ体調を崩してしまうと、元に戻すには時間も気力もお金もかかるもの。私自身も、外に出る体力すらなくしてしまうほど体調を崩した経験があります。そんな中で出会ったのが、オンラインで学べるピラティスの資格講座でした。
通う体力はなかったけれど、自宅で少しずつ整えていく選択肢があったことで、呼吸や姿勢を見直すきっかけが生まれたんです。
もちろん、ピラティスでなければダメということはありません。でも、もし「ちょっと今、体がしんどいかも」と感じている人がいたら、呼吸や姿勢を意識することから始めるのも一つの方法です。
私の体験が、そんな小さなきっかけの一つになれば嬉しいです。
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